一時預かり専門と認可外保育施設の違いとは?
こんにちは!一時預かり・託児所開業サポートの油谷です。
今回は『一時預かり専門と認可外保育施設の違いとは?』についてお話ししていきます。
子育て中の保護者の皆さまにとって、「今日はこの時間だけ子どもを預けたい」「急な用事で短時間子どもを見てほしい」というニーズは年々増えています。そんな時に選択肢となるのが「一時預かり」や「認可外保育施設」です。ですが、この2つの言葉は似て非なるもの。今回は、福岡で一時預かり専門の託児所を運営する当施設「ハピネス」が、「一時預かり」と「認可外保育施設」の違いを整理してみましょう。

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まず、「一時預かり(いちじあずかり)」という言葉の意味と利用の特徴を整理します。
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一時預かりとは、乳幼児を 短時間・スポット的に 預かるサービスを指します。保育士人材バンク+1
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保育園、幼稚園、地域型保育、あるいは託児所など、さまざまな施設で「一時預かり事業」を実施しており、保護者の就労の有無にかかわらず利用できる場合もあります。保育士人材バンク
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たとえば「美容室に行きたい」「家庭の事情で数時間預かりたい」「習い事の間だけ利用したい」といった短時間ニーズに対応できるのが特徴です。保育士人材バンク
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利用料金、時間帯、登録方法などは自治体や施設によって大きく異なります。保育士人材バンク
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一時預かりを行う施設は、必ずしも「保育所(認可・認可外を問わず)」としての届出をしているわけではなく、例えば商業施設内の「顧客向け一時預かり託児」なども該当します。skuld.sou-kidscare.co.jp+1
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次に、「認可外保育施設」という言葉について整理します。
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「認可保育所等」とは、児童福祉法に基づき、都道府県知事または市長の 認可を受けて設置された保育所・こども園等 を指します。福祉東京都+1
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それに対して「認可外保育施設」とは、認可を受けていない施設で、乳幼児を保育することを目的とする施設の総称です。福祉東京都
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認可外保育施設には、託児所・ベビーホテル・企業内保育・居宅訪問型保育(ベビーシッター)なども含まれます。吹田市公式ウェブサイト+1
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特徴として以下があります:
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設置・運営基準が、認可施設より緩やかな「指導監督要綱」などに基づくもの。ジョブメドレー
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保育料は施設が自由に定めることが可能。福祉東京都
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申し込み・契約も、自治体窓口を通さず施設へ直接というケースが多い。吹田市公式ウェブサイト
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助成金や補助金を受けていない場合が多く、運営形態・保育料・サービス内容に幅があります。コメディカルドットコム
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では、「一時預かり」と「認可外保育施設」はどのように違うのか、整理してみます。
項目 一時預かり 認可外保育施設 利用目的・形態 短時間・スポット的な預かり(リフレッシュ・急用・習い事の間など) 日常的・継続的に乳幼児を預かる施設。預かり時間・定員など施設により様々。主に月極利用。 設置の枠組み 認可・認可外どちらの施設でも「一時預かり」のサービスを行っているケースあり。自治体が「一時預かり事業」として登録している場合あり。保育士人材バンク+1 認可を受けていない保育施設の総称。運営基準・契約形態・料金設定などが施設によって異なる。 契約・申し込み 多くの場合、施設に直接申し込み可能。時間単位・日単位での利用が多い。 施設に直接申し込み。申し込み方法・契約条件は施設ごと。自治体窓口を経ない場合も多い。福祉東京都 費用・料金 時間単位・日数単位の利用。料金が高めになることも。保育士人材バンク 保育料は施設が自由に設定。認可施設と比べて料金が高めになることも。コメディカルドットコム 対象・用途 就労・用事・リフレッシュなど、比較的短期間の利用が中心。利用者の条件も緩め。保育士人材バンク 主として「保育を必要とする」児童を継続的に預かるための施設。福祉東京都 規制・届出 「一時預かり事業」として自治体登録されている施設もあれば、商業施設等の託児サービスとしてのみ運営されている場合も。 認可は受けていないが、「認可外保育施設指導監督基準」などにより自治体の指導監督を受ける。吹田市公式ウェブサイト
運営ポリシー(パステルブルー基調の安心感)
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「短時間だけ安心して預けたい」「急な用事で子どもを見てほしい」そんな保護者ニーズに応える一時預かり専門の託児所として運営しています。
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パステルブルーを基調とした落ち着いた空間で、少人数制(例:定員14名)で安心してお預かりできる環境を整えています。
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保育士・看護師の資格を持つスタッフを配置し、健康・安全・清潔・快適を第一にしています。
認可外保育施設(月極)との最大の違い
- 面倒な書類提出が不要なので保育に集中できます。(日誌、月案、年間計画などの作成が必要ありません。)
- 在園時の健康診断が不要になります。
- お散歩や公園遊び、水遊びをせず、お部屋で過ごすので安全を確保しやすくなります。

「一時預かり」と「認可外保育施設」は一見同じように見えますが、実は「利用形態(短時間・スポット)」「施設の設置・認可の枠組み」という2つの観点で捉えると違いが明確になります。
保護者の皆さまが安心してお子さまを預けられるよう、「ハピネス」では、少人数・安心・時間フレキシブルな一時預かりサービスを提供しています。お子さまの“今”に合った預かり方を、一緒に考えていければ嬉しいです。運営にご興味・ご質問がございましたら、お気軽にお問い合わせください。
