給食は自園調理or宅配食,どちらを選ぶ?

2024.06.13

給食は自園調理or宅配食、どちらを選ぶ?

 

こんにちは一時預かり・託児所開業サポートの油谷です。

今回は『給食は自園調理or宅配食、どちらを選ぶ?』についてお答えしていきます。

保育士として働かれていた方は必ず「給食は自園調理したいです!」と言うほど人気な自園調理ですが、

私のハピネスではあえて、宅配食を選んでいます。

両者にメリット、デメリットがあるためお話しします。

 

 

保育施設の給食委託とは?

保育園における給食は、

・施設内にスペースを確保し、保育園が自営で給食を提供する方法

・外部の給食委託会社に、献立作りから調理までのすべてを任せる方法

・外部で調理し、施設まで配達してもらうしてもらう方法

の3つに分けられます。

 

 

調理を自園でするメリットとデメリット

 

【メリット】使用する食材や献立にこだわりを持たせられる

給食に使う食材の選別や献立にこだわった給食を子どもたちに提供できます。地域で栽培された新鮮な野菜や果物を選んだり、あるいはスタッフが品質を自分で確かめてから選んだりしているところもあります。また、子どもたち一人ひとりに合わせて調理を行うなど、柔軟な対応をしやすくなるところも、注目すべきメリットだといえるでしょう。

【メリット】コミュニケーションを円滑に進めやすくなる

スタッフが給食の時間に子どもたちの様子を見守ることで、どの子どもが食にどのような関心や好みを持っているのかを把握できます。また、保護者とコミュニケーションをとる機会も生まれやすくなるため、きめこまやかな対応も可能になります。

【メリット】イベントに合わせた献立の提案が可能になる

子どもの日や七夕、クリスマスなど、さまざまなイベントにピッタリの献立を提案できるようになるのも、注目すべきメリットだといえます。また、おやつのメニューにも工夫をこらして、イベントをさらに盛り上げることもできます。

【デメリット】スタッフの業務負担が増加する

自園でするとなると、どうしても全体の業務量が増えます。具体的には、給食の調理をまかせられる調理師や献立を考えられる栄養士を雇用するところからスタートする必要があります。さらに、そういったスタッフの管理のほか、食事の衛生管理および品質管理に関する責任も生じます。

【デメリット】人件費が増加する

調理師と栄養士を採用すると、その分の人件費がかかります。そのため、経営があまり安定していない場合には、複数人の給食スタッフの雇用はかなり難しいですよね。

 

 

 

宅配食にするメリットとデメリット

 

【メリット】品質が安定している

さまざまな施設に対して給食を提供している、プロフェッショナルともいえる宅配食。そのため、ベースとなるマニュアルなども充実しており、給食の品質が安定しています。

【メリット】安全管理および衛生管理の体制が整っている

食品等事業者を対象に義務化されている「HACCP(ハサップ)」という管理手法により、管理体制が整っているところも注目すべきメリットです。つまり、食材の仕入れから出荷にいたるまでのプロセスで、食中毒菌による汚染や異物混入などを防ぎ、安全性を確保する体制が整っていると言えるのです。

【メリット】業務負担の軽減につながる

給食づくりを外部に委託すれば、調理師や栄養士の雇用や人材育成、衛生管理など、さまざまな業務負担が減ります。食材の仕入れや給食の調理に加え、配膳にも対応している会社もあるため、保育施設側のスタッフは、その分、子どもの食事介助業務などに集中しやすくなります。

【デメリット】宅配食会社とのコミュニケーションが不充分になりがち

宅配食業者が、自社が所有する調理施設で給食の調理を行う場合は特に、充分なコミュニケーションをとる機会を確保するのが困難になります。そのことが、たとえば伝達が正確に届かずになんらかの齟齬が生じるなどの原因になってしまうこともあります。

【デメリット】柔軟な対応が困難な場合もある

現場の意見やリクエストなどが反映されるまでに、自園調理の場合よりも、長い時間がかかることが多いです。マニュアルをもとに給食の提供を行っているため、保育施設からの要望に、きめこまやかに対応できるとは限らないのです。

 

 

宅配食にする場合の選び方は?

 

食育についての意識の高さ

給食における食育は、保育施設の評価に影響を与えやすいため、無視できないポイントです。宅配食の会社が、園児の年齢や発育に適した献立を考えたり、子どもたちが食材に触れるイベントを開くなどして、食育につながる機会を設けているかどうかを確認しましょう。ハピネスでは1食の塩分量や栄養バランスにこだわっている会社を選びました。

食物アレルギーへの対応の有無

「アレルゲン表示」「食材の代替対応」「調理器具・食器を分けているか」「誤配防止対策」など、食物アレルギーへのきめこまやかな対応の有無も、大切なポイントです。

調理方式

1人1人の離乳食のペースに合わせられるよう、軟飯や刻み食に対応してくれる会社を選びましょう。

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