一時預かり保育施設の集客はどうする?戦略は?
2024.05.02
一時預かり保育施設の集客はどうする?戦略は?
こんにちは一時預かり・託児所開業サポートの油谷です。
今回は『一時預かり保育施設の集客はどうする?戦略は?』についてお答えしていきます。
保育士として働いていた方は特に多いご質問です。
それもそのはず!認可保育園は集客を行わなくていいんです!!!
自治体が振り分けてくれるので、集客しなくてもお子さまは来ますよね。
認可外保育施設は集客に力を入れなければ、お子さま、保護者さまから利用してもらえませんよ。
でも、ポイントを押さえておけば大丈夫です!
保育園の集客戦略においては、保護者のニーズを理解しつつ、自園の独自の特徴をアピールする必要があります。
このページでは、保護者のニーズを把握するための方法や集客戦略の具体例、保育園におけるSNSの活用方法などについて解説していきます。
集客戦略を立てる前に保育園のニーズを深く理解する
保育施設の集客戦略を立てる上で、要点となるのが保護者のニーズを把握することです。
保護者のニーズとして多いものには、
- 優秀な保育士がいるかどうか
- 教育プログラムが充実しているかどうか
- 駐車場があるかどうか
- 保育時間の長さは十分か
- 保護者とのコミュニケーションの方法・頻度
などがあります。
ただ、保護者のニーズには世代間の違いや地域差などがあり、一概にこうであると言えるものではありません。
また、上記に挙げたニーズは、いわば誰でも思いつくもの。
他の保育施設との明確な違いを打ち出すためにも、保護者のニーズのより踏み込んだ理解が必要です。
講座の中ではどうやって保護者のニーズを聞くか、お伝えしています。
「その地域の保護者は何を求めているのか」をより深く理解するように務めましょう。
集客戦略を立てるポイント
保護者のニーズを理解したら、実際に集客戦略を立て、他園にはない自園の独自の特徴を打ち出しましょう。
以下では、集客戦略の具体例を2つ紹介します。
⒈預かり時間の長さ・土日の預かりの対応
遅くまで預かりをしている保育施設や土日に預かりをしている保育施設が近隣に一つもない場合、
共働き世帯などは不満を抱えているはずです。
我慢する共働き世代に自園の特徴を印象づけるためにも、預かり時間の長さや土日の預かりが出来ることなどを積極的にアピールしましょう。
⒉外部講師によるユニークな教室・レッスン
最近では、保育園での授業・レッスンを求める保護者が増えています。
特に人気があるのは英語教育や絵画教育、音楽教育などですが、
- 農作業体験や調理体験といった職場体験
- キャンプや川遊びといったアウトドア体験
- バードウォッチングや植物観察といった自然観察
といった、家庭では出来ない体験のプログラムも人気があります。
その地域の保護者のニーズや近隣の保育園が提供している授業・レッスンの種類などを考慮しつつ、どんな授業・レッスンを提案するかを決めましょう。
SNSを積極的に活用しましょう
保育施設選びの際にSNSで情報収集を行うという保護者は今日では珍しくありません。
SNSで積極的に情報発信をしている保育施設とそうではない保育施設とでは、集客力の違いが今後はいよいよ明確になります。
例えば、
- 日常の風景やイベントの様子をInstagramに投降する
- 入園を迷っている保護者の質問に答える
- 育児のコツをInstagramやTikTokで発信する
- 園内を紹介するビデオをYouTubeで公開する
など、積極的にSNSを活用するようにしましょう。
認可外保育施設では「集客」が最重要です!
お子さまが集まらなければ、保育料もありませんからね。
集客には力を入れましょう!!