お子さまの怪我や事故に備えて保険は何を選べばいいですか?

2023.10.29

お子さまの怪我や事故に備えて保険は何を選べばいいですか?

 

こんにちは一時預かり・託児所開業サポートの油谷です。
今回は『お子さまの怪我や事故に備えて保険は何を選べばいいですか?』についてお答えしていきます。

大切なお子さまをお預かりするので、怪我や事故は起きてほしくないことですよね。

 

認可外保育施設を開園する際、必ず入らなくてはいけない保険が「施設賠償責任保険」です。

 

「施設賠償責任保険」とは、保育園により管理している建物に不備や欠陥があることによって、子どもや保護者が怪我をしてしまった、また他の人の持ち物を傷つけたといった場合の損害賠償における金銭的な負担を軽減することを目的としています。

 

被害者に支払う損害賠償金や事故発生時の応急手当ての費用などに加えて、今後同様の事故が起こらないように対策するための費用についても補償範囲となっています。

 

保険料は固定費として毎月かかるものですので、講座の中では保険料を抑える方法もお伝えしています!

 

 

この他の保険は義務ではありません。ご自身で万が一に備えて入るか入らないかは自由です。

託児所ハピネスではお散歩など施設の外に出ることがないため、その他の保険に加入していませんが、下記のような保険がありますので、参考にされてください。

 

⚫︎受託者賠償責任保険

「受託者賠償責任保険」は、子どもや保護者から預かっている私物などの紛失・破損によって発生する損害の賠償を目的とした保険となっています。ただし、預かっていたものをわざと壊してしまった場合や、避けようがない災害が原因だった場合など、補償対象外となるケースについてもあらかじめ確認しておくことが大切といえます。まず、保育園における設備や故障といったリスクが考えられます。

 

⚫︎傷害保険

毎日元気いっぱい遊んでいる子どもも、遊んでいる中で予測できない事故や怪我が発生する可能性もあります。このように、突然発生した怪我に備えるのが「傷害保険」です。子どもの突然の怪我や給食などで提供した食べ物が原因の食中毒などによって通院・入院した場合の費用を補償する内容となっています。

 

⚫︎経営者の生命保険

経営者が突然怪我をして入院したり、死亡してしまったりした場合などに対応する生命保険です。経営者に万が一のことがあった場合に保障するといった目的のほか、保育施設の福利厚生や相続・事業承継、退職金の準備などさまざまな意味合いを持つ保険となっています。

 

遊んでいる最中に転倒して負傷してしまう事故、

ボールが園のフェンスを超えて車を損傷させる事故、

引き戸などに指が挟まれてしまう事故・・・

 

育ち盛りの子どもたちにはどんなことが起こるか予測不可能です。

 

様々なリスクを想定して適切な保険を選びたいですよね。

 

 

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