保育施設経営の魅力 メリットとデメリットは?
2024.05.01
保育施設経営の魅力 メリットとデメリットは?
こんにちは一時預かり・託児所開業サポートの油谷です。
今回は『保育施設経営の魅力 メリットとデメリットは?』についてお答えしていきます。
「保育施設を運営するなんて・・・ちょっと怖いです。」
こんなお声をzoom無料相談の際によく伺います。
私も4年半前、未経験で保育士資格もなく、保育施設を立ち上げた際は、怖かった。
緊張で眠れない、食べれない、なんて時期もありました。
実際の経験を元にメリットとデメリットをお伝えします。
⚫︎長期的な収益が期待できる
保育施設経営の魅力・メリットは、長期的な収入が期待できる点にあります。例えば小売業やサービス業の場合、継続して収入を得るためにはリピーターの獲得が欠かせません。一方、保育施設は子どもを長期間預かるうえ、何年も利用してもらえる可能性があります。もちろん毎月利用料が発生しますので、他の業種と比較して安定的な収入が期待できます。
⚫︎安定的に経営しやすい
安定経営が見込める点もメリットです。保育園経営は仕入れや在庫が不要ため、運転資金を手厚くできます。
不安要素が少ない分、もしもの時もキャッシュフローを改善させやすいのが魅力です。
また、利益率も比較的高い傾向があるため、経営の安定化も難しくありません。
⚫︎様々なトラブルがある
保育施設経営においては以下のようなトラブルが発生するリスクがあります。
- 近隣から「子どもの声がうるさい」と苦情が入る
- 少し目を離した隙に子どもが怪我をした
- インフルエンザなどの集団感染が発生した
- 「保育士の態度が悪い」など保護者から苦情が入る
- エレベーターが止まる
- スタッフが翌日来ない
このようなトラブルは、いつ起こるか誰にも分かりません。
万が一に備えるには、トラブル発生時にすぐ対処できる体制の整備が求められます。
⚫︎開園までに時間がかかる
保育園は、すぐに開設できるわけではありません。設置に関する厳しい基準が定められており、それらをクリアしなくてはいけません。また、自治体や国の審査も必要で、認可を取得するまでに時間を要します。
保育園経営において念頭に置いておきたいのが2025年問題です。
ご存知ですか?
2025年問題は、保育所を利用する子どもの数が2025年をピークに、その後ゆっくり減少するとされている問題です。
需要が供給を上回る状態になるため、経営面の不安要素が増えるリスクがあります。
しかし、保育園の将来性を悲観する必要はありません!
現代は共働き世帯が主流になっており、預かり時間が短い幼稚園は利用しづらいと考えている方も少なくありません。
そうした背景から、幼稚園から保育園へと需要がシフトしています。
少子高齢化が進んでいる日本ですが、保育園の将来性がないとはいえません。
また、そんな中で生き残る(保護者に選ばれる園にする)方法を私は知っています。
そんなお話も講座の中で、詳しくお話ししています。